食文化ファイル「食材」

じゃがいも(馬鈴薯、Potato、学名:Solanum tuberosum) 2011:11:14:14:22:26 2012:02:05:15:31:29

じゃがいも(馬鈴薯、Potato、学名:Solanum tuberosum)のイメージ

『たべごころ』放映2011.5.14
[分類]:ナス科ナス属
[主な産地]:北海道、長崎、鹿児島など

旬の時期

栄養素・成分

食品成分表(可食部100gあたり)

食品成分表(可食部100gあたり)
・ エネルギー・・・76kcal
・ 水分・・・79.8g
・ たんぱく質・・・1.6g
・ 炭水化物・・・17.6g
・ カリウム・・・410mg
・ マグネシウム・・・20mg
・ リン・・・40mg

・ 鉄・・・0.4mg
・ 亜鉛・・・0.2mg
・ マンガン・・・0.11mg
・ ビタミンB₁・・・0.09mg
・ ビタミンB₂・・・0.03mg
・ ビタミンB₆・・・0.18mg
・ ビタミンC・・・35mg
・ 食物繊維総量・・・1.3g
(参考資料:五訂増補日本食品標準成分表)

じゃがいもは、がんを予防する可能性があると科学的に認められた食品の1つで、抗酸化性成分のビタミンCやフェノールを多く含んでいます。ジャガイモには可食部100gあたりビタミンCが約35mg含まれています。成人の1日のビタミンCの推奨量は100mgと言われていますので、じゃがいもを1個食べると1日の約1/3の量が摂取できます。皮付きのまま、調理(茹でる、蒸す、焼く)するとビタミンCの損失が少ないので、加熱して皮をむくことで、栄養的にも、テクスチャー的にも美味しくいただけます。

選び方

・皮が薄く、しわや傷が少ないもの。
・凹凸が少なくなめらかな形のもの。

調理法

ジャガイモの芽や緑色に変色した部位には有害物質のソラニンが含まれているので
丁寧に除去しましょう。サラダや粉ふきいもに加熱するとホクホクした食感の男爵が、煮込み料理には加熱しても煮崩れし難いメークインが適しています。

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産地

JA島原雲仙
住所:長崎県南島原市南有馬町

産地取材

『たべごころ』放映2011.05.14

今回取材に行った長崎県は全国で2位の馬鈴薯の生産県であるが、主に、生産量第1位の北海道の端境期である4〜6月を中心に出荷することで、国内の馬鈴薯の周年供給を支えているとのことであった。長崎県の馬鈴薯は長崎県雲仙地区に設けられた農林技術開発センター馬鈴薯研究室にて約60年にわたり育種、栽培と病害虫に関する研究が行われ暖地馬鈴薯試験研究の中核機関として品種育成や技術開発を現在も続け消費者にとっても生産者にとってもよりよい品種の開発に取り組んでいる。研究室の中尾さんは1つの品種を生み出すのに約10年、新品種が誕生する確率は14万分の1であるとのこの研究の苦悩と、理想としていた品種に近いものが生まれたときの喜びを語ってくださった。しかし、これから先も理想の品種を求め、開発をし続けますと笑顔でおっしゃっていた。

HPじゃがいも生産者.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・その後、馬鈴薯を生産している、ばれいしょ部会 部会長の松坂興志さんを取材させていただいた。笑顔で迎えくださった部会長さんは取材は苦手と言われていたが、馬鈴薯栽培に対する思いを語って下さった。馬鈴薯作りで一番重要とすることは、「安心、安全」だと。「安全、安心」を求め農薬を出来る限り減らす。農薬を減らすために。また、連作障害を起こさないために、馬鈴薯の見た目(きめ細かな肌)をよくするためにも重要なことは土作りであるとのことでした。そして、この土作りは真夏に行われるとても大変な作業であり、この土作りが、物の善し悪しを大きく左右する重要な作業であることを知った。そんな思いで作った新じゃがは新しく、水々しく皮も非常に薄く、慎重に扱わないと傷ついてしまうようなもので、普段見かけるじゃがいもとは大きく違って見えた。

今回、馬鈴薯の品種を研究されている馬鈴薯研究室の中尾敬さん、そして生産者の松坂部会長を取材させて頂き、1つの食材は多くの人によって支えられていると改めて感じた。

『たべごころ』2011.5.14放送 薬味たっぷり塩肉じゃが、じゃがいものチーズガレット

HPじゃがいも料理写真1.jpgHPじゃがいも料理写真2.jpg

 

 



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