食文化ファイル「食材」

玉ねぎ(玉葱、Onion、学名:Allium cepa) 2019:04:13:14:03:10 2019:04:18:11:48:36

玉ねぎ(玉葱、Onion、学名:Allium cepa)のイメージ

『たべごころ』2019.4.13
[分類]:ヒガンバナ科ネギ属
[主な産地]:北海道、佐賀、兵庫など

旬の時期

4月、5月ー新玉ねぎ

栄養素・成分

食品成分表(可食部100gあたり)

食品成分表 たまねぎ *りん片、生
・エネルギー・・・37kcal
・炭水化物・・・8.8g
・カリウム・・・150mg

・ビタミンB₁・・・0.03mg
・ビタミンB₆・・・0.16mg
・ビタミンC・・・8mg
(参考資料:七訂増補日本食品標準成分表)

選び方

 美味しいタマネギは皮が透き通った茶色で、頭の部分がしっかりしまったものがよいでしょう。
(監修者:中村学園大学栄養科学部教授 三成由美)

調理法

 玉ねぎの辛味刺激成分である硫化アリルは、ビタミンB₁を含む食材(豚肉など)と一緒に調理する事で、ビタミンB₁効果を増強します。また、玉ねぎは生で食べる調理の方が硫化アリルを効率よく摂取できます。サッと水洗いして酸味のある食材と一緒に食べると辛味が緩和されますよ。
(監修者:中村学園大学栄養科学部教授 三成由美)

たべごころでのご紹介はこちら

健康

 玉ねぎには生活習慣病に貢献する機能性成分が含まれています。一つは「フラボノイド」という物質です。そして、もう一つは「含硫アミノ酸」です。含硫アミノ酸はタマネギを切るとツンと鼻にくる刺激臭の成分です。
 フラボノイドにはいくつかの種類があり、よく知られているのが茶葉のカテキンや大豆のイソフラボンです。玉ねぎにはケルセチンというフラボノイドが含まれています。フラボノイドは、動脈硬化を抑制したり、血管が詰まる原因となる血栓の形成を抑えたりする作用があります。このような機能性成分をもつため、フラボノイドは心筋梗塞などの心臓病による死亡率を低下させることが報告されています。
 また、フラボノイドや含硫アミノ酸は抗酸化作用があり、玉ねぎを多く食べている人は、大腸がん、卵巣がん、胃がんなどのがんが少ないと言われています。
 玉ねぎは、また短鎖フラクトオリゴ糖を含んでおり、この物質は腸内でビフィズス菌を増加させ、酪酸産生を誘導します。ビフィズス菌や酪酸は大腸がん予防に重要な役割を果たしていると考えられています。
 最近の研究によって、ケルセチンは骨粗鬆症の予防効果や脂質代謝改善に伴う肥満抑制効果が期待されています。
(監修者:中村学園大学薬膳科学研究所 所長 医学博士 徳井教孝)

『たべごころ』放映2019.4.13 シュウマイ

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