食文化ファイル「店舗」

博多大福 2011:11:09:17:24:23  2016:07:26:16:09:14

博多大福のイメージ

ジャンル:うどん

『たべごころ』放映2011.06.04

住所:福岡市博多区店屋町3-32 中村ビル1F
TEL:092-262-3223

【営業時間】
 11:30〜14:30(L.O)/17:00〜22:00(L.O)
【定休日】
 日曜日・祝日

https://www.hakata-daifuku.com/

地図

博多大福のイメージ

博多うどんすき 
【昼】
紙鍋うどんすき膳 850円
お手軽うどんすき 1,600円
ぶっかけうどん(そば)670円
天ざるうどん(そば)980円
 ※その他ぶっかけうどんと丼のセットやざるそばセットもあり
【夜】
博多うどんすき
(上・1人前)2,500円
(特上・1人前)3,000円
阿蘇自然豚しゃぶしゃぶ(1人前)1,890円
 ※その他瓦そばや陶板焼き、宴会プランもあり

※2016年7月22日現在

博多大福 女将 熊本 聖子 氏

 うどんすきの店【博多大福】は6年ほど前からで、その前は鍋割烹 大福として営業していました。名物の「博多うどんすき」は炊いても煮崩れしない特製うどん玉、秘伝の出汁、そして20種類の具材が自慢です。

昭和25年、今から67年前、人々が敗戦から立ち上がろうとしていた戦後に『大福うどん』が創業し、天神西通りに面した10坪の小さな店で、昭和56年、店舗の建替えを期に屋号を【博多大福】としました。先々代の社長は、当時大阪で流行していたといううどんすきを博多風にアレンジし、店の看板メニューにどうかと考えました。しかし、”博多うどん”と言えば、麺にコシがなく柔らかな食感で、出汁の中に麺がふんわりと漂っているのが特徴で、麺のコシが前面に押し出されている讃岐うどん等とは異なります。大阪のうどんすきのように、鍋でずっとうどんを炊くには、柔らか過ぎて煮崩れしてしまう。そこで、改良に改良を重ね、試行錯誤の末、ついに煮崩れしないうどんを完成させました。先代にとってはそれが一番大変だったと言うことでした。
【博多大福】のうどんは、ふんわりとしているが煮崩れせず、ずっと鍋に漂っている不思議なうどん。これがまさに、博多の人々に愛され続けている【博多大福】ならではのうどんなのかもしれません。平成25年4月に創業当初からの天神西通りの店舗を閉店しましたが、引き続き「博多うどんすき」を召し上がっていただきたい・・・との想いより、平成25年6月に福岡・店屋町にて「博多 大福」を開店しました。

■女将にとってのうどんすきとは
「創業者から先代まで受け継がれてきた「”博多うどんすき”がその人の思い出の味になれば」という想いをこれからも継承していきたいですね。うどんや和食の延長線上で、”博多うどんすき”を地元の方や観光客の方に広く知ってもらいたい。」と語る女将は、穏やかで優しい口調で、うどんすきへの熱き想いと地域に根付いた経営について語った。

店舗取材

少人数で使える小上り.jpg■博多大福の雰囲気


博多区店屋町の通りに面したビルの1階に店舗を構えています。店内は落ち着いた和モダンな雰囲気で、席はテーブル席か堀ごたつ席。少人数であれば半個室の部屋、大人数であれば掘りごたつのお座敷で宴会を楽しむことができます。


■成功の秘訣&長く続けるコツとは?


「うどん屋であることを忘れず、出汁は変えないこと。しかし、更なる変革を遂げるには進化も必要。残すものは残し、新しいものは取り入れています。」ということが、長く続けるコツなのだそう。素材に、毎朝、丁寧に作られている出汁は上品で香り高い。また、大楠の工場で特別に作っこだわりてもらっているといううどんすき用のうどんは煮崩れしない不思議なうどん。詳しくは企業秘密ですが、ずっと変わらず【博多大福】の特製うどんすきとして、これからも博多の人々に愛され続けていければと願っています。


■香り高い博多風鰹出汁の秘密とは?


毎朝、昆布と鰹で丁寧に出汁を取っています。大鍋で湯が沸いたら鰹節をさっと取り、夏は辛く、冬は少し薄めに作り、季節によって調整しています。また、雑炊を作るとき、若いお客様には辛めに、ご年配のお客様には薄めに作り、お客様により味を変えることもあります。


名物「博多うどんすき」は、炊いても煮崩れしない特製の自家製麺、選び抜いたかつおと昆布を使用した秘伝のだし、手間ひまかけて造る鶏とイワシの特製ミンチ、そして季節の野菜・魚介類・肉類など20種類以上の具材料がだしを更に引き立てて、美味しく召し上がり頂けます。初めて来店されたお客様が驚かれるのは、まず最初に鍋にうどんを入れるということ。これは炊いても煮崩れしない当店のうどんならではの面白さです。20種類の具材を入れることで色々な旨味が出て、沢山の種類のものを食べられる、滋養強壮にも良い。そこが「博多うどんすき」の最大の魅力なのではないでしょうか。鍋料理屋だけに、冬の寒い日には温かい鍋を囲んで暖まりたいのはもちろんですが、夏の暑い日にも程よく冷房の効いた心地良い空間の中で、あつあつのうどんすきをいただくのもまた、外の喧噪を忘れ、贅沢なひとときを過ごせていいかもしれません。


《取材:食文化スタジオ 久志晃子2011.05.09》 内容改定2016.7.22

RKBたべごころでの詳細

http://rkb.jp/tabegocoro/broadcast/20110604/



このページの先頭へ